Contents
子育てママ・パパにおすすめ!連続ドラマ『希望ヶ丘の人びと』について
連続ドラマ『希望ヶ丘の人びと』はWOWOW連続ドラマで、2016年7月〜8月に放送されました。ですが、私はWOWOWに加入してないのでそのときは知らず、amazon primeのprimeビデオで全5話を視聴しました。U-NEXTに入っている方も、「見放題」で見ることができます。
お父さん、お母さん、姉、弟の4人家族でしたが、お母さんが膵臓ガン末期であることが判明して、すぐに他界してしまいます。生前に、お母さんが若い頃住んでいた町「希望ヶ丘」にもう一度住みたいと言っていたことから、残された父と娘、息子は希望ヶ丘でお母さんの思い出とともに再出発するというお話です。
シングルファーザーには、ぜひ見てもらいたい作品ですが、やはり、子育て中のママ・パパに見てもらいたいです。お子さんがある程度大きくなっているなら、一緒に楽しんでもらえるでしょう。
※amazon primeのprimeビデオは私にとって息抜きの支えです。仕事の移動中にprimeビデオで見ることができるので、少しでも楽しめる時間が作れて、本当にありがたい存在です。
ですが、amazon primeの料金が2019年4月12日に値上げされました。これまでの年会費3900円から4900円への1000円の値上げです。いきなり1000円は辛いと思いましたが、primeビデオの存在があるので、amazon prime続けるつもりです。
WOWOW連続ドラマ『希望ヶ丘の人びと』おすすめの理由
おすすめの理由① 今どき少ないファミリーもの!
NHKの朝ドラでもないと、なかなかファミリーもののドラマってないですよね。
昔はもう少しあったと思うのですが…
子どもが出てきて、近所の人が出てきて、そこでちょっとした事件が起きて…というようなごく普通のファミリーもの。現代では、派手さがないから視聴率が取れないのでしょうか。
そういう意味で、とっても貴重なドラマです。
派手さはなくても伝わるものはある、私は、こういうドラマがもっとあったらいいのになと思います。
※1980年代の西田敏行さん主演『池中玄太80キロ』が同じ妻を亡くしたシングルファーザーが奮闘するドラマで良かったのを思い出しました。
おすすめの理由② 本がいい!原作重松清、脚本岡田惠和
重松清さんの作品は、小学校中学校の教科書にも掲載されていますし、2015年にTBSテレビで『流星ワゴン』がドラマ化されましたので、ご存知の方も少なくないでしょう。『流星ワゴン』も泣かされました。重松さんの作品は、ハートフルな人情ものが多く、小説も泣かされることが多いです。
ですが、ドラマは原作とは違ってしまうもの。そこで、脚本家岡田惠和さんですが、彼は最近ですと、2017年のNHK朝の連続テレビ小説『ひよっこ』、2018年TBSドラマ『この世界の片隅に』を手がけた脚本家です。この『希望ヶ丘の人びと』の脚本を書くにあたって、「脚色はされているが、精神は受け継いだ」と語っています。
おすすめ理由③ 実力派演技派俳優せいぞろいのキャスト!
田島徹役 沢村一樹
主役のお父さん役をつとめるのは、沢村一樹さんです。
沢村一樹さんてイケメンで売ってるのかと思いましたが、このお父さん、むちゃくちゃダサいです。
ダサいんだけど、一生懸命なお父さん、こんなにダサかったかと驚くほどの好演です。
演技力が素晴らしいです。
田島圭子役 和久井映見
末期ガンが発見され、すぐに他界してしまうお母さん役をつとめるのは、和久井映見さんです。和久井映見さん、若い頃から演技派でしたが、もうベテラン女優さんです。
子どもたちに最後に残す言葉。これは演技なのかと思ってしまう。涙なしには見られないシーンでした。
田島美嘉役 桜田ひより
中学2年生の娘役をつとめるのは、桜田ひよりさんです。
桜田ひよりさんは、2014年日本テレビドラマ『明日、ママがいない』で芦田愛菜さんとともに、児童養護施設の子どもを演じた女優さんです。
実質的にこの美嘉が主役と言ってもいいくらいで、母を亡くした中学2年生のやり場のなさ、を自然体で演じています。将来楽しみな女優さんです。
この3人だけでも、ドラマを盛り上げていますが、小学3年生の弟役の二宮慶多くんも可愛いです。
圭子の親友で希望ヶ丘の街で田島家がうまくやっていけるように応援する藤村香織役が、伊藤かずえさんです。伊藤かずえさん、太られていて、ドラマの中で「風船」と呼ばれているほどです。
この藤村香織の夫役が六角精児さん、圭子の昔好きだった人が寺脇康文さん、他もベテラン俳優が脇を固めています。見応えたっぷりです。